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ダイバーシティセミナー 「LGBTの基礎知識 性同一性障害の学生への支援を中心に」を開催しました

2017年3月10日(金)13時30分から15時00分まで、ダイバーシティセミナー「LGBTの基礎知識―性同一性障害の学生への支援を中心に」を、大阪大学吹田キャンパス・生命科学図書館4階AVホールにて開催しました。参加者は50名でした。

主催は大阪大学男女協働推進センター、共催は大阪大学保健センターです。

中塚幹也先生(岡山大学大学院保健学研究科教授、岡山大学ジェンダークリニック医師、GID(性同一性障害)学会理事長)を講師に迎え、LGBT、性的マイノリティの基礎知識と、特に、トイレや更衣室、学内文書の氏名や性別の取り扱いなど具体的な配慮が必要となる性同一性障害の学生への支援を中心に解説していただきました。

LGBTをめぐる社会の流れや法について概説され、大学でも、性別違和感ゆえに自殺念慮や不登校などの問題を抱える学生を支援し、LGBTの教職員に配慮した職場環境をつくっていく必要があると指摘されました。

講演後には、大阪大学における性的マイノリティへのサポートの在り方について、活発な質疑応答が行われました。

 

「LGBTの基礎知識―性同一性障害の学生への支援を中心に」ご案内チラシ