去る８月２４日（木）の13：30～15：20、吹田キャンパスのコンベンションセンター会議室１にて、男女協働推進センター主催による標記のセミナーを開催しました。自然科学系女性研究者の研究力向上を促し、女性研究リーダーの育成をめざす文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ（牽引型）」の一環として、大阪大学と共同実施機関の女性研究者を主な対象としたこのセミナーには、46名（うち女性40名：共同実施機関である医薬基盤・健康・栄養研究所の女性2名を含む）が参加しました。

まず、2018年度に改革される科研費の審査システムについて、本学の副理事である歯学研究科・西村理行教授が説明され、「採択される申請書」作成のポイントを、自らの経験も踏まえて丁寧に解説されました。続いて「国立研究開発法人科学技術振興機構の支援プログラムとその申請ポイントについて（産学連携事業を中心に）」として、科学技術振興機構（JST）産学連携展開部の真島敏幸氏、齋藤聡氏から、研究成果最適展開支援プログラム（A-STEP）と、地域産学バリュープログラムについてご説明いただきました。

具体的な質問にも丁寧な回答や助言があったほか、終了後にはJSTによる個別相談会も実施され、次期の申請と採択をめざす研究者たちに有益な情報が提供されました。