大阪大学を代表機関として取り組む「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ（牽引型）」事業では、産官学共創による女性研究者循環型育成システムを構築するため、関西に拠点を置く企業・研究機関との連携体制を拡大しています。このたび、協力機関として事業に参画していただく企業・研究機関の委員と、大阪大学、医薬基盤・健康・栄養研究所、ダイキン工業による連携体制を、「大阪男女協働推進連携会議」として設置し、去る平成29年7月27日（木）15時～17時に、大阪大学中之島センター　佐治敬三メモリアルホールにて、第１回会議を開催しました。

会議の冒頭では、出席した協力機関の委員から、それぞれの企業・研究機関における女性研究者の状況や、ダイバーシティの取組が紹介されました。いずれも女性の採用や活躍促進に積極的な企業・研究機関ですが、女性管理職が少ないことや、人材活用のための新しいサポートシステムが必要とされていることなど、共通する課題もあります。今回はそれぞれの機関がこの事業に期待することやアイデアを気軽に提出しあいながら、今後の連携のあり方を検討しました。

事業では新たに協力機関に参画した企業も含む、第２回以降の会議を順次開催し、協力機関との連携事業を実施する予定です。