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【共同実施機関主催】「男女共同参画事業セミナー」を開催しました

去る平成29年12月12日(火)14:00~16:45に、本事業の共同実施機関である国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(以下「医薬健栄研」)主催の「男女共同参画事業セミナー」を、彩都バイオヒルズセンターにて開催しました。女性研究者を主な対象に、シミックホールディング株式会社社長室マネジャー、ビジネスモデルイノベーション協会理事の山本伸氏を講師に迎え、デザイン思考とビジネスモデルキャンバスの活用について学ぶワークショップ形式のセミナーには、21名(うち、大阪大学1名、ダイキン工業5名)が参加しました。

山本氏は、研究やビジネスの場でのイノベーションの必要性と、イノベーションを起こすスピードの重要性について解説した後、デザイン思考と、その具体的手法であるビジネスモデルキャンバスを説明。続いて医薬健栄研のプロジェクトリーダーである古江-楠田美保氏から、実際に外部資金の獲得にビジネスモデルキャンバスを活用した事例が報告された後、参加者は個人で、次いで2人で、最後に5つのグループに分かれ、ビジネスモデルキャンバスを作成するワークを体験しました。

研究やビジネスの場で多様な人材の多様な発想を活かす手法として注目されるデザイン思考を学んだ参加者は、「短時間でビジネスモデルを作ることができるとわかった」「今後はビジネスモデルキャンバスを使いながら、研究を考えてみたい」と、実践への意欲を抱いた様子です。医薬健栄研の実施事務局は、今後はダイバーシティ研究環境の実現におけるデザイン思考およびビジネスモデルキャンバスの意義を周知しながら、研究者に学んでもらう機会を継続的に提供したい、と話していました。