2016年11月22日(火)15:30から16:30まで、大阪大学吹田キャンパス・生命科学図書館4階AVホールにて、ダイバーシティセミナーを開催しました。主催は男女協働推進センターです。
参加者は、大阪大学の教職員のほか、医薬基盤・健康・栄養研究所やダイキン工業から来校された方々をあわせ、計33名でした。
工藤眞由美大阪大学理事・副学長のご挨拶のあと、渡部平司副理事(工学研究科教授)の司会により、ダイキン工業㈱の池田久美子部長(人事本部ダイバーシティ推進グループ・女性活躍推進担当)から、「ダイキン工業㈱における女性活躍推進の取り組み~「人を基軸におく経営」をベースとして~」と題するご講演が行われました。
池田部長は、ダイキン工業でのダイバーシティ推進の原点が「人を基軸におく経営」であると解説されました。「同質のチームよりも異質なメンバーから成るチームの方がイノベーションが生まれやすい」という考えのもと、「多様な個性を活かし、組織の力とするチームワーク」が重視されているとのことです。
そのダイバーシティ推進の一環として、井上会長のリーダーシップのもとで進められている女性活躍推進の取り組みについて、池田部長からは、意識改革や両立支援等、ポジディブアクションとしての様々な具体的施策が紹介されました。
さらに今後、技術系女性の採用を強化する方針であることが打ち出されました。技術系女性を対象とする就職活動支援やインターンシップ等を実施していくために、ダイキン工業と大阪大学が、いっそう連携を強化していく予定であることが確認されました。