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男女協働推進センター・部局連携セミナー(第4回) 宇宙科学分野の最前線で活躍する 女性研究者による講演会を開催しました

2017年1月19日(15時から16時30分まで)と1月20日(10時半から12時まで)の2日間にわたって、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」による第4回目のセミナーとして、宇宙科学分野の最前線で活躍する女性研究者、Chris Done教授による講演会(使用言語は英語)を、大阪大学豊中キャンパス理学D棟501号室およびF棟608号室にて開催しました。
今回の主催は、男女協働推進センターと理学研究科です。

Durham UniversityのChris Done教授は、宇宙科学分野の最前線で活躍する女性研究者であり、一般向けの講演などでもその解りやすさ、説明の旨さなどで群を抜いている方です。このセミナーでは、とりわけ女性研究者の少ない物理学の世界で、歩んできたキャリアや女性の活躍を阻むバリアについて、プライベートの話も含め、お話しいただきました。

 

宇宙物理学分野でのキャリアを築き始めた30年前は、今よりもさらに女性研究者の割合が少なかったわけですが、そのなかで、教授が幼い頃に宇宙やブラックホールに興味をもつようになったきっかけや、サイエンスの世界でキャリアを積んでいく際に進路に悩むことがあったことなども率直にお話しいただきました。

参加した学生や教職員から、非常に多くの質問がありました。セミナー後も学生からの質問に丁寧に答えていただき、多くの学生や教職員を魅了するセミナーとなりました。

宇宙科学分野の最前線で活躍する女性研究者、Chris Done教授による講演会:ご案内チラシ