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男女協働推進センター・部局連携セミナー(第6回) 「医系女子学生・研究者のキャリアパスを考える ~先輩女性医師を囲んで~」を開催しました

2017年2月24日(金)17時から19時まで、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」による第6回目のセミナーとして、「医系女子学生・研究者のキャリアパスを考える~先輩女性医師を囲んで~」を、大阪大学吹田キャンパス・生命科学図書館4階 AVホールにて開催しました。参加者は21名でした。

今回の主催は、男女協働推進センターと医学系研究科、連合小児発達学研究科です。

大阪府立母子保健総合医療センター消化器・内分泌科部長の惠谷ゆり先生と、旭川医科大学皮膚科学講座教授で同大復職・子育て・介護支援センター長でもある山本明美先生を講師に迎え、特に医系女子医学生・研究者が今後キャリアを積むにあたっての留意事項やその乗り越え方について、自身をロールモデルとしつつ、話題提供が行われました。

山本講師からは、ライフイベントを両性の問題として認識する意識の涵養をはかる旭川医科大学の先駆的取組が紹介され、参加教員にとっても良きモデルとなるものでした。

参加者のほとんどは2年~5年生の医学部女子学生でしたが、なかには現役の若手女性医師の参加もありました。

セミナー後の茶話会では、参加女性医師から、自身が直面する問題についての披歴もあり、参加した医学部女子学生には、より身近な課題として受けとめられたようです。

リラックスした雰囲気のなか、将来を真剣に考える参加者から活発な質問がつづき、高い問題意識をもつ者同士で真摯な議論が重ねられました。

今回のセミナーは、参加者全員にとり、その立場に応じ、重要な示唆を与える貴重なものでした。

 

「医系女子学生・研究者のキャリアパスを考える~先輩女性医師を囲んで~」ご案内ポスター