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【共同実施機関主催】男女共同参画事業研修「マインドフルネスを経験してみませんか?」 が開催されました

去る平成31年1月25日(金)14:00~16:00、本事業の共同実施機関である国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所主催の「男女共同参画事業研修」が、茨木市彩都の医薬基盤研究所で開催されました。26名(うち大阪大学1名)[内訳:女性19名、男性7名]が参加しました。

今をありのままにしっかりと認識するという心の在り方である「マインドフルネス」。今回の研修は株式会社マインドフルヘルス社長で医学博士、内科医、神経内科専門医、抗加齢医学専門医である山下あき子氏を講師に迎え、リーダーシップやキャリアを考える上で大切である、今をありのままをしっかりと認識する「自己認識力」をマインドフルネスで高めることを目的として開催されました。

マインドフルネスとは、自分自身への気づきを高めるメンタルトレーニング。山下氏よりグーグルをはじめとする企業による導入事例や、ご自身の研究生活、結婚・出産・子育てキャリア形成を踏まえて、マインドフルネスの重要性と期待される効果について、脳科学的な見地から説明がありました。意図的に「今この瞬間」に対して(良い悪いなど)判断せずに注意を払うことによって、自律神経を整え、脳をリセットし、免疫力の向上、不安・ストレスの軽減、人間関係の質の向上、自己管理力や生産性の向上といった側面で、健康寿命の増進とリーダーシップの改善が期待できることを伝えられました。後半は、ワークショップ形式で、呼吸への集中による「呼吸瞑想」、目の前のものを丁寧に味わう「食べる瞑想」、手を動かし書き出すことで現状や理想に意識を集中する「ジャーナリング」、お互いに耳を傾けることでコミュニケーションを活性化させる「マインドフル・リスニング」といった体験を参加者と共有しました。